三菱「アウトランダーPHEV」が正常進化 – 環境ビジネスオンライン (登録)



久しぶりの三菱試乗会

Plug-in hybrid ev

三菱自動車が主催する新車試乗会が開催されるのは、久しぶりのことだ。

昨年、同社は燃費不正問題と大きく揺れ、その反動で日産自動車の資本参加を受けるという展開となった。1970年に三菱重工業から分社した誕生した三菱自動車はいま、新たなるステージに入ったのだ。

その一発目として登場したが、「アウトランダーPHEV」のマイナーチェンジモデルだ。同車は三菱自動車の看板モデルとして、国産車のみならず輸入車からの乗り換えも多い。

燃費不正問題の際にも、同車は対象外であったこともあり、未だに高い人気を誇っている。

アウトランダー自体は、2005年に初代は発売され、現行モデルは2012年発売の第二世代の後期にあたる。PHEVも2012年に登場したが、何度も年次改良が加わり、そして今回は最上級モデル「Sエディション」投入によって、さらなる進化を遂げた。

上質なSUVとしての車格感があるインテリア。

上質なSUVとしての車格感があるインテリア。

明らかに変わったハンドリング

今回のメディア試乗会は、千葉県内の山間部で開催された。あいにく、気温が低い雨模様だったが、滑りやすい路面での性能を評価するには、かえってありがたい気象だった。

千葉県内で行われた、新型アウトランダーPHEVの試乗会。

千葉県内で行われた、新型アウトランダーPHEVの試乗会。

走り出してすぐ感じたのは、旋回性の良さだ。独ビルシュタイン製のショックアブソーバー装着により、スポーティなハンドリングになったが、けっして路面からの突き上げが強過ぎといったネガティブな印象はまったくない。

また旋回性の良さは、S-AWCと呼ぶヨーコントロールの成果でもある。S-AWCは、かつての人気車種「ランサーエボルーション」で熟成させた、三菱独自の制御システムだ。今回は前後トルク配分の制御マップを刷新し、ブレーキング時から旋回へ入る際に車体の左右方向の動き(ヨー)の発生を、より自然な形にした。

パワートレインについては、EV走行を優先するEVプライオリティモードを採用。かなり強めにアクセルを踏み込まない限り、エンジンはかからずEV走行を続けた。

明電舎が開発した電動ユニットを搭載するパワートレイン。

明電舎が開発した電動ユニットを搭載するパワートレイン。

また、今回は充電する機会はなかったが、リチウムイオン二次電池の制御システムを改良したことで、満充電の80%を急速充電する場合、これまでの約30分間から約25分間へと時間短縮を実現した。



今回、新生三菱自動車として、アウトランダーPHEVの確実は進化を体験することができた。


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