【福島第1原発事故】栃木のゴルフ場、風評被害「2年半」 東電に賠償命令



 東京電力福島第1原発事故による風評被害で売り上げが減少したとして、栃木県那須町のゴルフ場経営会社が東電に約8900万円の損害賠償を求めた訴訟で、宇都宮地裁は9日、約5300万円の支払いを命じた。

 地裁は、風評被害が事故後約2年半続いたと認定した。原告側の代理人弁護士は「これだけ長期間の風評被害が認められるのは珍しい」としている。

 吉田尚弘裁判長は判決理由で、ゴルフ場利用者は韓国人が総売り上げの約2割を占めており、事故後にソウル-福島の定期航空便が凍結されたことなどが利用者減少に影響したと推認。「韓国人が健康被害を懸念し渡航を控えたことによるもので、風評被害に他ならない」とした。



 日本で広まった「栃木県などの放射線量は健康被害を生じさせるほどのものではない」との認識が、韓国では平成25年時点で広まっていなかったとも指摘した。


こんな記事もよく読まれています



コメントを残す