米国株、小動きで始まる ダウ8ドル高 – 日本経済新聞



【NQNニューヨーク=戸部実華】11日の米株式相場は小動きで始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比8ドル95セント高の2万2839ドル63セントと、前日に更新した過去最高値を上回っている。今週から発表が本格化する米主要企業の2017年7~9月期決算への期待が相場を支えている。9月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が午後に公表される。10月に始める米連邦準備理事会(FRB)の資産縮小や利上げに関する議論の詳細を確認したい投資家が多く、積極的な売買は手控えられている。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同5.161ポイント安の6582.091で推移している。

 朝方発表した四半期決算が市場予想を上回った空運大手のデルタ航空が高い。同じく決算が予想以上に好調だった資産運用大手ブラックロックも買われている。アナリストによる投資判断と目標株価の引き上げが伝わった日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に買いが先行している。アナリストが投資判断を「オーバーウエート(買い)」で調査を開始したと伝わった総合物流大手フェデックスも高い。

 ダウ平均の構成銘柄では外食のマクドナルド、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスやビザが高く始まった。

 前日夕発表した9~11月期の売上高見通しの中心値が市場予想を下回ったインターネット・セキュリティー技術のバラクーダ・ネットワークスに売りがかさんでいる。前日夕に公募増資で約10億ドルを調達すると発表した半導体のマイクロン・テクノロジーは安く始まった。11月に就任する新社長兼最高経営責任者(CEO)を前日に発表した医療保険大手のモリーナ・ヘルスケアにも売りが先行している。



 ダウ平均の構成銘柄ではゼネラル・エレクトリック(GE)、スポーツ用品のナイキ、製薬のメルクなどが安く始まった。


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