日本IBMのエリー・キーナン新社長、Watson Summitで初登壇 – ITpro

 日本IBMの新社長に就任したエリー・キーナン氏は2017年4月27日、東京・品川で開催した「Watson Summit Tokyo 2017」の基調講演に登壇した。同氏が公の場で発言したのはこれが初めて。

2017年4月に日本IBMの代表取締役社長執行役員に就任したエリー・キーナン氏

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 Watson SummitはIBMの人工知能(AI)を組み込んだクラウドサービス「Watson」の最新情報を発表するイベント。キーナン社長は「IBMはAIを中心にした企業だ。ヘルスケア、ビジネス・プロセス、セキュリティといったIBMにとって重要な事業領域の全てでWatsonを使っている」と、中核事業の全てでWatsonを使っていくビジネス戦略を強調した。

 キーナン氏は「それぞれの業界に特化した取り組みが必要だ」と話した。Watsonに業界ごとにデータを学習させ、導入しやすいAIとして企業へ訴求していく。日本IBMは日本の法律や市場のデータなどを学習させたWatsonを2017年中に80種類提供すると発表した。

 米IBMでハイブリッド・クラウド兼IBMリサーチ・ディレクターのシニア・バイス・プレジデントを務めるのアーヴィン・クリシュナ氏はキーナン社長を「深く信頼を集めている人物で、彼が社長に就任したことが、日本が重要な市場だと示している」と話した。キーナン氏が就任したことで「日本IBMは顧客中心の企業へと抜本的に変わるだろう。クラウドとコグニティブを使って、企業のデジタル変革を助ける企業になる」(クリシュナ氏)。

米IBMのアーヴィン・クリシュナ ハイブリッド・クラウド兼IBMリサーチ・ディレクターシニア・バイス・プレジデント

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