1~3月の大企業景況感、3期連続プラス 法人企業景気予測調査 :日本 … – 日本経済新聞



 財務省と内閣府が10日発表した法人企業景気予測調査によると、1~3月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はプラス1.3だった。生産用機械器具製造業や建設業がけん引し3期連続でプラスとなった。前回調査の2016年10~12月期はプラス3.0だった。

 1~3月期は大企業のうち、製造業がプラス1.1となった。半導体製造装置が好調なほか、円安による収益改善が期待できる生産用機械器具製造業や、自動車向け製品の受注環境が好転したはん用機械器具製造業が押し上げた。円安や原油価格の底入れによる原材料価格の上昇を受けて食料品製造業や化学工業の判断が下降に転じ、16年10~12月期のプラス7.5からは大きく悪化した。

 非製造業はプラス1.5となり、前回調査のプラス0.7から改善した。マンションやインフラ施設の建設需要が好調な建設業や、回線契約数が伸びた情報通信業が寄与した。

 先行き4~6月期の見通しはマイナス1.1で、製造業がマイナス2.2、非製造業がマイナス0.6だった。7~9月期は全産業でプラス5.4となった。財務省と内閣府の総括コメントは「企業の景況感は慎重さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」として前回調査時から据え置いた。

 16年度の設備投資は前年度比で2.0%増加する見込みとなった。食料品製造業の生産能力増強や小売業の新規出店などが寄与する。前回調査の2.5%増からは減少した。17年度の見通しは4.6%減となった。設備投資計画は期初時点では若干弱めの数字が出る傾向がある。経常利益は16年度見込みが2.9%減、17年度見通しが0.8%減となった。



 景況判断指数は「上昇」と答えた企業と「下降」と答えた企業の割合の差から算出する。今回の調査は2月15日時点。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


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