【フロントランナー 地域金融】朝日信用金庫小石川支店の寺島信之支店長(3) (1/2ページ) – SankeiBiz



 ■本部、外部人脈フル活用で差別化

 法人に対する融資以外の提案では、中小企業の設備投資を支援する「ものづくり補助金」や、納税額の減額措置などがある「経営力向上計画」について、積極的に申請の支援に取り組んでいる。ものづくり補助金は、朝日信用金庫小石川支店が2016年度に支援した取引先のうち4件が採択された。中小企業診断士の資格を持つ職員が無料で相談に応じるほか、複雑な案件では有償で支援する外部専門家を紹介している。

 既存の提案との差別化を図るうえでは案件が専門的になり、支店の担当者一人で完結できない場合も少なくない。そのため、本部の融資部や相続・事業承継を支援するお客さまサポート部のほか、日本政策金融公庫や信用保証協会など外部機関とも連携し、支店が築いてきた人脈もフル活用している。



 小石川支店の営業エリアは個人も法人も地域に長く根差すケースが多く、横のつながりが強い。支店長をはじめ、役席者は商工会議所の会合や慶弔など、地元の会合には欠かさず出席して日頃から関係の構築に努めている。こうして築いた関係は中長期的にさまざまな形で成果に結びついていくが、それは預金や融資にとどまらない。小石川支店は、投資信託などの預かり資産でも実績を上げてきた。最終的な商品の選定はもちろん顧客が決めることだが、日頃の信頼関係があるため、提案の過程で警戒心を持たれず、相手に商品提案の話を聞いてもらいやすいという。


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