スパコン開発と助成金の実態、詐欺容疑逮捕に疑問も残るが研究は萎縮せず続けてほしい – ZAKZAK





 スーパーコンピューター開発のベンチャー企業「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」の斉藤元章社長が、経済産業省所管の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から助成金をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された。

 筆者も大学関係者なので、役所からの助成金に関係することがある。200ページ以上の助成事業事務処理マニュアルがあり、それに従って、助成金に関係する各種の事務の「箸の上げ下ろし」まで子細に決められている。それらに応じて膨大な書類が必要になり、その多くは役所への報告用である。購入した物品には公費支出のシールを貼って全て管理し、処分も勝手にできないようになっている。筆者の身の回りでは、そうした助成金もそれほどの額ではないので、役所からの助成金ではなく、民間からの寄付金に頼ることも珍しくない。

 各紙の報道では、ベンチャー企業の社長は一応名の通った人で、日経ビジネスが2002年から設けている「日本イノーベーター大賞」で15年の大賞を受賞している。11日放送のNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に「スーパーコンピューター開発者」として登場する予定だったという。もちろん、放送は差し替えになった。

 また、この企業は、スパコン開発ではかなり実績を上げており、技術力は高いと思われる。




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