香港トップ 就任後初の施政方針演説 独立主張を改めてけん制 – NHK



香港政府トップの林鄭月娥行政長官は、就任後初めてとなる施政方針演説を行い、「中国の主権や安全を揺るがすいかなる行為にも『ノー』と言う責任がある」と述べ、一部で出ている独立の主張を改めてけん制しました。

香港の林鄭月娥行政長官は、ことし3月に行われた香港の行政長官選挙で当選し、その背景に中国の支持があったとされています。

11日、議会にあたる立法会で就任後初めてとなる施政方針演説を行い、司法の独立や言論の自由など、高度な自治が認められた香港の1国2制度を引き続き前進させると強調しました。

その一方で、「中国の主権や安全を揺るがすいかなる行為にも『ノー』と言う責任がある」と述べ、一部で出ている独立の主張を改めてけん制しました。
さらに「次の世代が国家の意識や香港を愛する気持ちを持つ市民になるよう育てる必要がある」と述べ、2012年に市民が反発して撤回に追い込まれた、中国が重視する愛国教育の必修化に向けた意欲をにじませました。



林鄭長官は、中小企業に対する税の優遇措置や若者の起業の支援策などを打ち出し、所得の格差を是正する姿勢も示しましたが、演説の前には、議場で中国に批判的な民主派の議員が起立せず林鄭長官を大声で非難するなど、騒然となる一幕もありました。


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