明治37年創業の老舗企業のニッシン(株)が破産申請へ – エキサイト … – エキサイトニュース



 ニッシン(株)(TSR企業コード:630046492、法人番号:2120101031814、富田林市錦織東3-15-2、設立昭和26年4月、資本金5000万円、田中弘之社長、従業員40名)は10月10日、事業を停止し、大阪地裁堺支部への破産申請を藪野恒明弁護士ほか2名(藪野・藤田法律事務所、大阪市中央区北浜2-5-23、電話06-6223-5757)に一任した。
 負債総額は10億3401万円(平成29年3月期決算時点)。



 明治37年4月創業したカーペット製造卸を主体とする老舗業者。有名ホテルや施設への納入実績は豊富で、「光彩」「AXTILE」といった自社ブランド製品を有し、昭和55年3月期にはピークとなる50億1030万円の売上高を計上。また、実績と合わせて、一部製品はテレビ番組で紹介されるなど知名度も高かった。
 しかし、その後は競合激化で市況は悪化し売上は落ち込み、また業容の縮小とともに利益も低迷。過去の不動産投資による資金負担も重く資金繰りは厳しさを増していた。近時は不動産の売却を進めて債務の圧縮を図ったが、抜本的な解決には至らず、平成29年1月にはノンバンクから資金調達を行うなど借入金への依存度はさらに高まっていた。
 29年3月期は外国人観光客の増加によるホテル業界の新築・改装需要を取り込み、売上高は8億3739万円を計上したが、経費負担の増加を吸収できず赤字となり資金繰りはさらに逼迫。業況改善の見通しが立たず、事業継続を断念し今回の措置となった。


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