イオンモール新小松開業1カ月 “巨艦”好スタート:石川:中日新聞 … – 中日新聞



開業から1カ月がたったイオンモール新小松=小松市で

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 小松市の大型商業施設「イオンモール新小松(新小松)」が、三月二十四日のオープンから一カ月を迎えた。これまでの来店者数は約九十万人で、運営するイオンモール(千葉市)は、目標の年間来店者八百万人達成に向け「目標を超えるような勢いで上々の滑り出し」と受け止めている。(太田博泰)

来店90万人集客も広範囲

既存施設 影響限定的課題は週末

 イオンモールが小松市に示した調査結果によると、駐車場を利用した車のうち、金沢、福井ナンバーが各20%、富山ナンバーが8%を占めた。県外、中でも福井県を商圏のターゲットにしていることから「加賀地域の外からも見込み通り来ていただけた」(イオンモール)と、こちらも狙い通りのスタートとなった。
 一方、市内にある既存の商業施設では新小松が開業した影響を受け、来店者数に減少がみられた。アル・プラザ小松(園町)は、前年同時期と比べ8%前後のマイナス。イオン小松店(平面町)も数字は非公表ながらも「開業の影響は避けられず、減少した」(広報)という。
 しかし、影響は各店とも事前に予測しており、切迫した危機とはとらえていない。アル・プラザ小松を運営する平和堂(滋賀県彦根市)広報は「減り幅は予想通りかそれより下回る数字」、イオン小松店も「思ったよりは減っていないという受け止め」と話す。
 今後の客足については両店舗とも「三カ月、半年とたってみないと分からない」としながらも、食料品など日常的な買い物への影響は少ないとみている。「多くの人はその日消費するものは慣れた近所の店で買っている」(イオン小松店)といい、イオンモールの強みとされる週末や祝日の集客に対する減少の食い止めが課題となる。
 リピーターをつくる段階に入る新小松は「いつ来ても新鮮であること」をテーマに、今後は店内でのイベントなどを強化していく。“巨艦”の船出から一カ月。その勢いは続くのか、地域店舗の行く末とともに注目される。

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