iBankと沖縄銀が協議開始で合意 – 毎日新聞




 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)は29日、傘下のiBankマーケティング(福岡市)と沖縄銀行が資本業務提携に向けた協議を開始することで基本合意したと発表した。iBankはIT(情報技術)を駆使した金融サービス「フィンテック」を手掛けており、沖縄銀行がiBankの第三者割当増資を引き受ける。具体的な提携時期や増資規模は未定。FFG傘下の企業がグループ以外の金融機関と資本業務提携すれば初めてになる。

 iBankが開発したスマートフォン向けのお金管理アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」は、預金残高の確認や収支管理、ローン申し込みができる。提携すれば、iBankと沖縄銀行のシステムを接続し、ウォレットプラスを沖縄銀行の顧客も利用できるようになる。

 iBankにとって、FFG以外にもウォレットプラスの利用者が拡大すれば手数料収入が増え、収集したデータをマーケティングに活用できるメリットがある。沖縄銀行は顧客サービスが充実するほか、iBankとの人材交流を通じてノウハウを共有することもできる。



 FFG傘下の福岡銀行(福岡市)は昨年7月から個人顧客向けにウォレットプラスを提供し、これまでに約23万ダウンロードされている。今年10月からはFFG傘下の熊本銀行(熊本市)と親和銀行(長崎県佐世保市)の顧客にもサービス開始予定だ。iBankの永吉健一社長は「アプリユーザーを増やし、新しいサービスを展開したい」としている。【石田宗久】



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