【日本発!起業家の挑戦】M&A成立後も両者の企業文化保つ (1/5ページ) – SankeiBiz



 ■翻訳サービス「Conyac」運営 エニドア創業者・山田尚貴氏に聞く

 以前コラムで紹介した、クラウドソーシングでの人力翻訳を手掛ける「Conyac」(コニャック)。運営会社のエニドアは2016年8月、約14億円でロゼッタに買収された。エニドア創業者で代表取締役の山田尚貴氏は、急成長と倒産寸前のサイクルを交互に経験した後、企業売却により投資資金を回収したのだ。

 国内のM&A(企業の合併・買収)の状況には変化が見られる。私が最初にスタートアップを売却した01年には日本でM&Aは肯定的に捉えられなかったものだが、大きな変化が一般の予想よりもずっと間近に迫っているようだ。

 ◆急拡大しすぎた

 --買収の話に入る前に、コニャックのサービスについて教えてください

 「09年にソーシャル翻訳サービスとしてコニャックを始めました。サービス名、会社名ともにドラえもんの道具の名前から取っています。消費者向けのサービスとして、翻訳家と個人顧客のマッチングを行っていましたが、需要が少なく、13年に法人向けサービスへと転換し、ビジネス需要に対応しました。そこから収益が20%上がりました。起業からその方向転換までに4年もかかってしまいました」

 --当時のエニドアの規模は

 「スタッフは10人未満で、月の売り上げは500万~600万円程度でした。その年、複数のベンチャーキャピタリストから6000万円の資金を調達し、新たに15人ぐらいを採用しました」

 --獲得した投資額から考えると、チームが急に大きくなったわけですね



 「1年ぐらいの間に、投資額と収益に見合わないサイズまで急に大きくなりすぎました。営業担当者とエンジニアの両方を採用しました。エンジニアが新しい機能を増やしてもそれが売り上げに結びつかず、収益が増員に追い付かない状況でした」


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