【郵政の苦闘 民営化10年】(下)日本郵政の大型買収、もう許されぬ … – SankeiBiz

 ■金融利益流出 増収の新戦略不可欠

 「本当にシナジーがあるんですか。あるのなら数字で出してください」

 日本郵政が昨秋から進めていた野村不動産ホールディングスの買収交渉。しかし、慎重な意見も根強く、ある社外取締役は、経営陣にこう詰め寄ったという。自民党議員からも「(買収は)マネーゲームではないか」と指弾された。結局は、売り手側と価格が折り合わず、白紙撤回された。

 のれん代償却で赤字

 交渉が表面化した今年5月は最悪のタイミングだった。日本郵政は約2週間前に、2017年3月期連結決算が民営化後初の最終赤字となる見通しを発表したばかり。その主因が別の大型買収の“失敗”だったからだ。

 15年2月18日、日本郵政の西室泰三社長(当時)は、約6200億円の巨費を投じ、オーストラリアの大手物流会社トール・ホールディングスを買収すると発表。西室氏は記者会見で「グローバル展開を考えると、最高のパートナーだ」と胸を張った。しかし、その後、資源価格の低迷などでトールの業績は不振に陥った。

 買収額が買収される企業の純資産を上回った場合、その差額は「のれん代」として買い手企業の資産に計上されるが、買収した企業の業績が悪化すると目減り分を取り崩す必要が出てくる。日本郵政は、残っていた4000億円ののれん代を一括で償却。この特別損失により、17年3月期は最終赤字に転落した。

日本郵政が野村不動産の買収を目指した理由は…

ダンス音楽家の転身 有機栽培で晴耕雨読 特別編集委員 山田優 – 日本農業新聞

 「グルーヴ・アルマダ」あるいは「アンディー・カトー」は知っている?

 私は全く知識はなかったが、カトーさんは内外の音楽業界では有名なロンドン出身のダンス音楽演奏家だ。カトーさんが主宰するグルーヴ・アルマダは、10年前のフジロックフェスティバルに参加するためなどで数回来日している。

 原稿を書きながら1997年にヒットしたデビュー作「ノーザン・スター」を聴いている。世界中のDJが競うようにダンス音楽用に流したという。正直なところ、ふわふわしたメロディーが続き、私にはさっぱりその良さが分からない。

 この春、フランス南部の田舎でカトーさんに会った。音楽家としてのキャリアをほぼ放棄し、一風変わった有機栽培農家になっていた。農場脇の自宅で、2メートルを超す長身を折り曲げるようにしながら、いかに近代農業が地球環境をゆがめ、食の安全を脅かしているかを力説してくれた。

 8年前に楽曲の権利を売却して110ヘクタールの農地を買い、数年かけて有機農業に転換した。人気音楽家からの転身は、当然のことながら注目を浴びた。英国やフランスのメディアが紹介し、私が訪問した日は、地元トゥールーズ大学の学生たちの集団が話を聞きに来ていた。

 「最初の頃はうまくいかなかった。農薬を使わなければOKと思ったけれど、農業はそう簡単ではない」

 とつとつとした口調に気負いはない。経営が好転したのは、カバークロップを作ったり、畑に木を植えたりして、土壌の状態を改善するようにしてからだ。最近では大型のトラクターを売り払い、馬を使い始めた。重い農機が土壌を圧迫し過ぎるのを避けるためだ。

 「米国のアーミッシュの人たちから技術を習い、馬具も買った。たぶん、欧州で私が唯一の馬を利用する商業的農家だね」

 最近は地元の要望に応えて自家産の小麦を使ったパンを焼く。有機小麦なら1トン当たり500ユーロ(25日時点で1ユーロ約136円)だが、パンに加工すると10倍の値段で売れる。フランスでも農業の6次産業化が農家経営を下支えしている。

 子どもに馬の扱いを教え、雨が降ると自宅で本を読む。気が向くと時々、昔の仲間とコンサートもする。

 「人生の中でこんな充実した時間はない。農業を知るのが遅過ぎたと思っている」と、44歳のカトーさんが楽しそうに話をしてくれたのが印象的だった。

(インタビュー)サントリーHD 新浪剛史社長 ハイボール熱 世界に広める … – 日本経済新聞

 日本企業が海外で買収した企業のコントロールに苦しんでいる。東芝や日本郵政で巨額損失が発生し、ガバナンス(企業統治)をどう効かせるかが日本企業の課題として突きつけられた。2014年に1兆6千億円を投じて米蒸留酒大手ビーム(現ビームサントリー)を買収したサントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長に、統合作業の進捗とガバナンスについて聞いた。

 ――日本企業が海外の買収事業で損失を出すケースが目立…

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三井不、三菱UFJ、松屋 – 株探ニュース

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2017年09月22日15時20分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三井不、三菱UFJ、松屋

三井不 <日足> 「株探」多機能チャートより

■三井不動産 8801>  2,440円  +17.5 円 (+0.7%)  本日終値
 三井不動産8801>は4日続伸と上値追い態勢を強めている。株価は9月8日に年初来安値をつけるなど日経平均株価と比較しても出遅れ感が際立っていた。日経平均が今週に入り2万円大台を回復し、2年1カ月ぶりの高値圏に浮上したこともあって、同社株をはじめ不動産セクターにはリターンリバーサル狙いの買いが継続している。また、先の日銀の金融決定会合の後の記者会見で「強力な金融緩和を粘り強く続けていく」と黒田日銀総裁が言及したことも、資金調達コストや有利子負債の面から不動産業界には追い風材料ととらえられている。

■三菱UFJ <8306>  723.7円  +4.3 円 (+0.6%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などが堅調。北朝鮮の建国記念日である9月9日を通過してから全体相場はリスクオフの巻き戻し局面にあり、その象徴株としてメガバンクは急速な戻りをみせている。米長期金利と株価の連動性が強いが、前日時点で米10年債利回りは2.275%前後まで上昇、ゴールドマンサックスやシティーグループなど米大手金融株の上値追いも株高を後押ししている。

■岩谷産業 <8088>  670円  +2 円 (+0.3%)  本日終値
 岩谷産業<8088>が上昇、にわかに戻り足を強めてきた。安倍政権ではエコカーとして電気自動車(EV)以外に燃料電池車(FCV)の普及にも力を入れている。そうしたなか、22日付の日本経済新聞が「経済産業省は水素を燃料にして走る燃料電池車の普及に向け、水素ステーションを設置・運営する際の規制を緩和する。2018年度までに監督者や設備の要件など約20項目を見直す。次世代自動車では欧州などで普及する電気自動車への支援を急いでおり、FCVには長期的な成長をにらんで環境整備を進める」と報じており、水素のトップサプライヤーである同社株に改めて物色の矛先が向いている。

■プロトコーポレーション <4298>  2,035円  +3 円 (+0.2%)  本日終値
 プロトコーポレーション<4298>が5日続伸し年初来高値を更新した。14日に第2四半期累計(4~9月)の営業利益予想を15億7700万円から19億1700万円(前年同期比43.3%増)へ上方修正したこと受けて上昇基調をたどっているが、PER13倍台の割安感も相まって引き続き業績評価の買いが継続しているもよう。また、東海東京調査センターでは21日付で投資判断「アウトパフォーム」を継続しつつ、目標株価を1550円から2020円へ引き上げており、これも好材料視されたようだ。

■松屋 <8237>  1,009円  -75 円 (-6.9%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 松屋<8237>が大幅反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、純利益が従来予想の4億円から2億5000万円(前年同期比36.2%減)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出た。連結子会社スキャンデックスが、主要取引先のフィスカース社(フィンランド)との間の「iittala(イッタラ)」ブランドなどの商品供給契約を12月31日付で終了することになり、これに伴う直営店舗の閉鎖など事業再編関連費用約1億1000万円を特別損失に計上することが要因としている。なお、売上高420億円(同0.6%増)、営業利益6億円(同2.4倍)は従来見通しを据え置いている。

■KLab <3656>  1,693円  -92 円 (-5.2%)  本日終値
 KLab<3656>が続落。21日に「東京ゲームショウ2017」で、開発中のスマートフォン向け新作ゲーム「禍つヴァールハイト」を発表したが、市場の反応は限定的だ。同ゲームは、3月25日に開催した「KLabGames NEXT VISION」新作ゲームラインアップ発表会で、「Project FORCE」として発表したタイトル。「機動兵団」と呼ばれる調査組織の一員として、他のプレイヤーと協力してバトルするRPGで、リッチなグラフィック表現や壮大さを感じるフィールド、魅力的なキャラクターやストーリーを実現しており、コンシューマーゲームに匹敵するような体験をスマートフォン向けに制作した完全オリジナルタイトルという。なお、21日には特設サイトを公開しており、今後、同サイトで最新情報などを公開する。

■デクセリアルズ <4980>  1,394円  -61 円 (-4.2%)  本日終値
 デクセリアルズ<4980>が大幅5日続落。野村ホールディングス<8604>傘下の野村証券が21日の取引終了後、デクセリアルズ株を議決権ベースで8.73%取得したと発表。直ちに転売する目的としていることから、需給面への悪影響を警戒した売りが出たようだ。

■クラレ <3405>  2,027円  -73 円 (-3.5%)  本日終値
 クラレ<3405>が反落。21日の取引終了後、活性炭の世界最大手である米カルゴン・カーボン(ペンシルベニア州)の全株式を取得し子会社化すると発表したが、買収金額11億700万ドル(約1218億円)は割高との見方が強く、売りが優勢となった。今回の買収は、炭素材料事業をクラレの将来のコア事業の一つにすべく、カルゴン社のグローバルに強固な事業基盤を活用した事業拡大の推進や両社の持つ技術力・開発力の融合による技術革新の加速、生産体制の最適化によるコストダウンなどを図るのが狙い。なお、買収実行日は12月を予定している。

■日本郵政 <6178>  1,363円  -42 円 (-3.0%)  本日終値
 日本郵政<6178>は続落。同社は11日に政府保有株の売り出しを発表した。最大で1兆3000億円前後の政府保有株が市場で売却される見通しだが、売出価格は25日から27日のいずれかの日に決定する予定。週明けの売出価格決定を視野に、株価は神経質な展開となっている。

■SFPホールディングス <3198>  1,746円  -17 円 (-1.0%)  本日終値
 SFPホールディングス<3198>は反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、売上高が従来予想の182億2900万円から185億円(前年同期比4.2%増)へ、営業利益が16億2000万円から18億5000万円(同15.3%増)、純利益が11億1800万円から14億5500万円(同52.7%増)へ上振れたようだと発表したが、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出たようだ。磯丸事業で既存店改装やタブレット端末導入効果が想定を超えて推移したほか、今期出店した「鳥良商店」や新業態の餃子製造販売店「トラ五郎」「いち五郎」が好調であることなどが要因としている。また、店舗の撤退などを見越して期初に見積もった特別損失が下振れしたことも最終利益にプラスに働いた。

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話題株ピックアップ【昼刊】:スクエニHD、レーザーテク、JCRファ | 注目株 … – 株探ニュース

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2017年09月22日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:スクエニHD、レーザーテク、JCRファ

スクエニHD <日足> 「株探」多機能チャートより

■スクエニHD 9684>  4,020円  +165 円 (+4.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 スクウェア・エニックス・ホールディングス 9684> が大幅反発し、年初来高値を更新した。株価は2000年8月以来、約17年ぶりとなる4000円台突破を果たした。傘下のスクウェア・エニックスが21日、PlayStation4/PC向けアクションRPG「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」の世界累計出荷・ダウンロード販売本数が200万本を突破したと発表。これを好感する買いが向かった。また同日、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が「日本ゲーム大賞2017」の年間作品部門各賞を発表。同社の「NieR:Automata」「Overwatch」「ファイナルファンタジーXV」の3タイトルが優秀賞を受賞したことも好感されたようだ。

■レーザーテック <6920>  2,292円  +93 円 (+4.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 レーザーテック<6920>は大幅反発し年初来高値を更新している。21日の取引終了後、半導体関連の新製品を約160億円で受注したと発表しており、将来的な業績への貢献を期待した買いが入っている。会社側によると、受注先名や地域、製品の種類など詳細は非公表で、20年6月期以降複数年度にわたり業績に貢献する見通しだという。

■JCRファーマ <4552>  3,190円  +120 円 (+3.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 21日、JCRファーマ <4552> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.70%にあたる94万株(金額で28億8580万円)を上限に、22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は21日終値の3070円)を実施すると発表したことが買い材料視された。発表を受けて、需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。併せて、メディパルホールディングス <7459> と資本業務提携すると発表。米国に合弁会社を設立し、同社開発品の臨床開発を進める。資本面では、メディパルが同社株の発行済み株式数の22.0%を取得。同社はメディパルの持分法適用会社となる。

■SCSK <9719>  4,700円  +125 円 (+2.7%)  11:30現在
 SCSK <9719> が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で同社の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を5450円→6350円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、車載ソフトウェア市場が注目分野であることを再強調。国内BSW(Basic Software)事業は5年後には1500億円規模に拡大すると指摘している。そうした中、同社の車載ソフトBSWがサプライヤーなどに採用され長期的な利益成長に繋れば、株価が上昇すると予想している。

■ソラスト <6197>  1,993円  +35 円 (+1.8%)  11:30現在
 ソラスト <6197> が3日ぶりに反発している。同社は21日、8月の介護サービス利用状況を発表。訪問介護利用者数は前年同月比25.4%増、デイサービスは同18.2%増と2ケタ増を続けており、これを好感する買いが向かった。同社は8月31日にピナクルを子会社化するなど介護事業のM&Aをハイペースで進めている。8月はデイサービスの事業所が6ヵ所増加したほか、入居率も高水準を維持した。入居率はグループホーム98.0%、有料老人ホーム97.3%、サービス付き高齢者向け住宅94.7%といずれも前年同月を上回っている。

■T&K TOKA <4636>  1,306円  +23 円 (+1.8%)  11:30現在
 T&K TOKA <4636> が大幅続伸し、年初来高値を更新した。21日、従来未定としていた18年3月期の上期配当を17円(前年同期は8.5円)実施するとし、下期配当も17円実施する方針としたことが買い材料視された。足もとの堅調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。年間配当は前期比12円増の34円に増配となる。発表を受けて、上期配当の権利付き最終日26日を目前に配当取りを狙う買いが向かった。なお、配当利回りは21日終値ベースで2.65%に上昇した。

■岩谷産業 <8088>  673円  +5 円 (+0.8%)  11:30現在
 岩谷産業<8088>が上昇、にわかに戻り足を強めてきた。安倍政権ではエコカーとして電気自動車(EV)以外に燃料電池車(FCV)の普及にも力を入れている。そうしたなか、22日付の日本経済新聞が「経済産業省は水素を燃料にして走る燃料電池車の普及に向け、水素ステーションを設置・運営する際の規制を緩和する。2018年度までに監督者や設備の要件など約20項目を見直す。次世代自動車では欧州などで普及する電気自動車への支援を急いでおり、FCVには長期的な成長をにらんで環境整備を進める」と報じており、水素のトップサプライヤーである同社株に改めて物色の矛先が向いている。

■西松屋チェーン <7545>  1,250円  +9 円 (+0.7%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が反発している。21日の取引終了後に発表した9月度(8月21日~9月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比4.9%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。PB「エルフィンドール」のアウトウエアにおける秋の重点販売品目「ストレッチーノ」「ストレッチパンツ」や、秋冬物の肌着、パジャマの売り上げが大きく伸長した。また、育児用品部門もベビーフードや紙おむつなどのコモディティグッズを中心に堅調に推移した。

■三菱UFJ <8306>  721.9円  +2.5 円 (+0.4%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などが堅調。北朝鮮の建国記念日である9月9日を通過してから全体相場はリスクオフの巻き戻し局面にあり、その象徴株としてメガバンクは急速な戻りをみせている。米長期金利と株価の連動性が強いが、前日時点で米10年債利回りは2.275%前後まで上昇、ゴールドマンサックスやシティーグループなど米大手金融株の上値追いも株高を後押ししている。

■三井不動産 <8801>  2,428.5円  +6 円 (+0.3%)  11:30現在
 三井不動産<8801>は4日続伸と上値追い態勢を強めている。株価は9月8日に年初来安値をつけるなど日経平均株価と比較しても出遅れ感が際立っていた。日経平均が今週に入り2万円大台を回復し、2年1カ月ぶりの高値圏に浮上したこともあって、同社株をはじめ不動産セクターにはリターンリバーサル狙いの買いが継続している。また、先の日銀の金融決定会合の後の記者会見で「強力な金融緩和を粘り強く続けていく」と黒田日銀総裁が言及したことも、資金調達コストや有利子負債の面から不動産業界には追い風材料ととらえられている。

■松屋 <8237>  1,018円  -66 円 (-6.1%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 松屋<8237>が大幅反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、純利益が従来予想の4億円から2億5000万円(前年同期比36.2%減)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。連結子会社スキャンデックスが、主要取引先のフィスカース社(フィンランド)との間の「iittala(イッタラ)」ブランドなどの商品供給契約を12月31日付で終了することになり、これに伴う直営店舗の閉鎖など事業再編関連費用約1億1000万円を特別損失に計上することが要因としている。なお、売上高420億円(同0.6%増)、営業利益6億円(同2.4倍)は従来見通しを据え置いている。

■KLab <3656>  1,718円  -67 円 (-3.8%)  11:30現在
 KLab<3656>が続落。21日に「東京ゲームショウ2017」で、開発中のスマートフォン向け新作ゲーム「禍つヴァールハイト」を発表したが、市場の反応は限定的だ。同ゲームは、3月25日に開催した「KLabGames NEXT VISION」新作ゲームラインアップ発表会で、「Project FORCE」として発表したタイトル。「機動兵団」と呼ばれる調査組織の一員として、他のプレイヤーと協力してバトルするRPGで、リッチなグラフィック表現や壮大さを感じるフィールド、魅力的なキャラクターやストーリーを実現しており、コンシューマーゲームに匹敵するような体験をスマートフォン向けに制作した完全オリジナルタイトルという。なお、21日には特設サイトを公開しており、今後、同サイトで最新情報などを公開する。

■クラレ <3405>  2,032円  -68 円 (-3.2%)  11:30現在
 クラレ<3405>が反落している。21日の取引終了後、活性炭の世界最大手である米カルゴン・カーボン(ペンシルベニア州)の全株式を取得し子会社化すると発表したが、買収金額11億700万ドル(約1218億円)は割高との見方が強く、売りが優勢となっている。今回の買収は、炭素材料事業をクラレの将来のコア事業の一つにすべく、カルゴン社のグローバルに強固な事業基盤を活用した事業拡大の推進や両社の持つ技術力・開発力の融合による技術革新の加速、生産体制の最適化によるコストダウンなどを図るのが狙い。なお、買収実行日は12月を予定している。

■日本郵政 <6178>  1,377円  -28 円 (-2.0%)  11:30現在
 日本郵政<6178>は続落。同社は11日に政府保有株の売り出しを発表した。最大で1兆3000億円前後の政府保有株が市場で売却される見通しだが、売出価格は25日から27日のいずれかの日に決定する予定。週明けの売出価格決定を視野に、株価は神経質な展開となっている。

■SFPホールディングス <3198>  1,740円  -23 円 (-1.3%)  11:30現在
 SFPホールディングス<3198>は反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、売上高が従来予想の182億2900万円から185億円(前年同期比4.2%増)へ、営業利益が16億2000万円から18億5000万円(同15.3%増)、純利益が11億1800万円から14億5500万円(同52.7%増)へ上振れたようだと発表したが、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。磯丸事業で既存店改装やタブレット端末導入効果が想定を超えて推移したほか、今期出店した「鳥良商店」や新業態の餃子製造販売店「トラ五郎」「いち五郎」が好調であることなどが要因としている。また、店舗の撤退などを見越して期初に見積もった特別損失が下振れしたことも最終利益にプラスに働いた。

■クロップス <9428>  1,013円  +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 クロップス<9428>がストップ高カイ気配。21日の取引終了後、連結子会社テンポイノベーション<3484>が10月25日付での東証マザーズ市場への新規上場を承認されたと発表。上場に伴う株式売り出しで保有株32万4400株を売却するとしていることから、売却益による業績への影響が期待されているようだ。

●ストップ高銘柄
 クロップス <9428>  1,013円  +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 シリコンスタジオ <3907>  4,270円  -1,000 円 (-19.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:スクエニHD、レーザーテク、JCRファ – 株探ニュース

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2017年09月22日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:スクエニHD、レーザーテク、JCRファ

スクエニHD <日足> 「株探」多機能チャートより

■スクエニHD 9684>  4,020円  +165 円 (+4.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 スクウェア・エニックス・ホールディングス 9684> が大幅反発し、年初来高値を更新した。株価は2000年8月以来、約17年ぶりとなる4000円台突破を果たした。傘下のスクウェア・エニックスが21日、PlayStation4/PC向けアクションRPG「NieR:Automata(ニーア オートマタ)」の世界累計出荷・ダウンロード販売本数が200万本を突破したと発表。これを好感する買いが向かった。また同日、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会が「日本ゲーム大賞2017」の年間作品部門各賞を発表。同社の「NieR:Automata」「Overwatch」「ファイナルファンタジーXV」の3タイトルが優秀賞を受賞したことも好感されたようだ。

■レーザーテック <6920>  2,292円  +93 円 (+4.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 レーザーテック<6920>は大幅反発し年初来高値を更新している。21日の取引終了後、半導体関連の新製品を約160億円で受注したと発表しており、将来的な業績への貢献を期待した買いが入っている。会社側によると、受注先名や地域、製品の種類など詳細は非公表で、20年6月期以降複数年度にわたり業績に貢献する見通しだという。

■JCRファーマ <4552>  3,190円  +120 円 (+3.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 21日、JCRファーマ <4552> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.70%にあたる94万株(金額で28億8580万円)を上限に、22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は21日終値の3070円)を実施すると発表したことが買い材料視された。発表を受けて、需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。併せて、メディパルホールディングス <7459> と資本業務提携すると発表。米国に合弁会社を設立し、同社開発品の臨床開発を進める。資本面では、メディパルが同社株の発行済み株式数の22.0%を取得。同社はメディパルの持分法適用会社となる。

■SCSK <9719>  4,700円  +125 円 (+2.7%)  11:30現在
 SCSK <9719> が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が21日付で同社の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を5450円→6350円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、車載ソフトウェア市場が注目分野であることを再強調。国内BSW(Basic Software)事業は5年後には1500億円規模に拡大すると指摘している。そうした中、同社の車載ソフトBSWがサプライヤーなどに採用され長期的な利益成長に繋れば、株価が上昇すると予想している。

■ソラスト <6197>  1,993円  +35 円 (+1.8%)  11:30現在
 ソラスト <6197> が3日ぶりに反発している。同社は21日、8月の介護サービス利用状況を発表。訪問介護利用者数は前年同月比25.4%増、デイサービスは同18.2%増と2ケタ増を続けており、これを好感する買いが向かった。同社は8月31日にピナクルを子会社化するなど介護事業のM&Aをハイペースで進めている。8月はデイサービスの事業所が6ヵ所増加したほか、入居率も高水準を維持した。入居率はグループホーム98.0%、有料老人ホーム97.3%、サービス付き高齢者向け住宅94.7%といずれも前年同月を上回っている。

■T&K TOKA <4636>  1,306円  +23 円 (+1.8%)  11:30現在
 T&K TOKA <4636> が大幅続伸し、年初来高値を更新した。21日、従来未定としていた18年3月期の上期配当を17円(前年同期は8.5円)実施するとし、下期配当も17円実施する方針としたことが買い材料視された。足もとの堅調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。年間配当は前期比12円増の34円に増配となる。発表を受けて、上期配当の権利付き最終日26日を目前に配当取りを狙う買いが向かった。なお、配当利回りは21日終値ベースで2.65%に上昇した。

■岩谷産業 <8088>  673円  +5 円 (+0.8%)  11:30現在
 岩谷産業<8088>が上昇、にわかに戻り足を強めてきた。安倍政権ではエコカーとして電気自動車(EV)以外に燃料電池車(FCV)の普及にも力を入れている。そうしたなか、22日付の日本経済新聞が「経済産業省は水素を燃料にして走る燃料電池車の普及に向け、水素ステーションを設置・運営する際の規制を緩和する。2018年度までに監督者や設備の要件など約20項目を見直す。次世代自動車では欧州などで普及する電気自動車への支援を急いでおり、FCVには長期的な成長をにらんで環境整備を進める」と報じており、水素のトップサプライヤーである同社株に改めて物色の矛先が向いている。

■西松屋チェーン <7545>  1,250円  +9 円 (+0.7%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が反発している。21日の取引終了後に発表した9月度(8月21日~9月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比4.9%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。PB「エルフィンドール」のアウトウエアにおける秋の重点販売品目「ストレッチーノ」「ストレッチパンツ」や、秋冬物の肌着、パジャマの売り上げが大きく伸長した。また、育児用品部門もベビーフードや紙おむつなどのコモディティグッズを中心に堅調に推移した。

■三菱UFJ <8306>  721.9円  +2.5 円 (+0.4%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などが堅調。北朝鮮の建国記念日である9月9日を通過してから全体相場はリスクオフの巻き戻し局面にあり、その象徴株としてメガバンクは急速な戻りをみせている。米長期金利と株価の連動性が強いが、前日時点で米10年債利回りは2.275%前後まで上昇、ゴールドマンサックスやシティーグループなど米大手金融株の上値追いも株高を後押ししている。

■三井不動産 <8801>  2,428.5円  +6 円 (+0.3%)  11:30現在
 三井不動産<8801>は4日続伸と上値追い態勢を強めている。株価は9月8日に年初来安値をつけるなど日経平均株価と比較しても出遅れ感が際立っていた。日経平均が今週に入り2万円大台を回復し、2年1カ月ぶりの高値圏に浮上したこともあって、同社株をはじめ不動産セクターにはリターンリバーサル狙いの買いが継続している。また、先の日銀の金融決定会合の後の記者会見で「強力な金融緩和を粘り強く続けていく」と黒田日銀総裁が言及したことも、資金調達コストや有利子負債の面から不動産業界には追い風材料ととらえられている。

■松屋 <8237>  1,018円  -66 円 (-6.1%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 松屋<8237>が大幅反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、純利益が従来予想の4億円から2億5000万円(前年同期比36.2%減)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。連結子会社スキャンデックスが、主要取引先のフィスカース社(フィンランド)との間の「iittala(イッタラ)」ブランドなどの商品供給契約を12月31日付で終了することになり、これに伴う直営店舗の閉鎖など事業再編関連費用約1億1000万円を特別損失に計上することが要因としている。なお、売上高420億円(同0.6%増)、営業利益6億円(同2.4倍)は従来見通しを据え置いている。

■KLab <3656>  1,718円  -67 円 (-3.8%)  11:30現在
 KLab<3656>が続落。21日に「東京ゲームショウ2017」で、開発中のスマートフォン向け新作ゲーム「禍つヴァールハイト」を発表したが、市場の反応は限定的だ。同ゲームは、3月25日に開催した「KLabGames NEXT VISION」新作ゲームラインアップ発表会で、「Project FORCE」として発表したタイトル。「機動兵団」と呼ばれる調査組織の一員として、他のプレイヤーと協力してバトルするRPGで、リッチなグラフィック表現や壮大さを感じるフィールド、魅力的なキャラクターやストーリーを実現しており、コンシューマーゲームに匹敵するような体験をスマートフォン向けに制作した完全オリジナルタイトルという。なお、21日には特設サイトを公開しており、今後、同サイトで最新情報などを公開する。

■クラレ <3405>  2,032円  -68 円 (-3.2%)  11:30現在
 クラレ<3405>が反落している。21日の取引終了後、活性炭の世界最大手である米カルゴン・カーボン(ペンシルベニア州)の全株式を取得し子会社化すると発表したが、買収金額11億700万ドル(約1218億円)は割高との見方が強く、売りが優勢となっている。今回の買収は、炭素材料事業をクラレの将来のコア事業の一つにすべく、カルゴン社のグローバルに強固な事業基盤を活用した事業拡大の推進や両社の持つ技術力・開発力の融合による技術革新の加速、生産体制の最適化によるコストダウンなどを図るのが狙い。なお、買収実行日は12月を予定している。

■日本郵政 <6178>  1,377円  -28 円 (-2.0%)  11:30現在
 日本郵政<6178>は続落。同社は11日に政府保有株の売り出しを発表した。最大で1兆3000億円前後の政府保有株が市場で売却される見通しだが、売出価格は25日から27日のいずれかの日に決定する予定。週明けの売出価格決定を視野に、株価は神経質な展開となっている。

■SFPホールディングス <3198>  1,740円  -23 円 (-1.3%)  11:30現在
 SFPホールディングス<3198>は反落。21日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、売上高が従来予想の182億2900万円から185億円(前年同期比4.2%増)へ、営業利益が16億2000万円から18億5000万円(同15.3%増)、純利益が11億1800万円から14億5500万円(同52.7%増)へ上振れたようだと発表したが、目先の材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。磯丸事業で既存店改装やタブレット端末導入効果が想定を超えて推移したほか、今期出店した「鳥良商店」や新業態の餃子製造販売店「トラ五郎」「いち五郎」が好調であることなどが要因としている。また、店舗の撤退などを見越して期初に見積もった特別損失が下振れしたことも最終利益にプラスに働いた。

■クロップス <9428>  1,013円  +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 クロップス<9428>がストップ高カイ気配。21日の取引終了後、連結子会社テンポイノベーション<3484>が10月25日付での東証マザーズ市場への新規上場を承認されたと発表。上場に伴う株式売り出しで保有株32万4400株を売却するとしていることから、売却益による業績への影響が期待されているようだ。

●ストップ高銘柄
 クロップス <9428>  1,013円  +150 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 シリコンスタジオ <3907>  4,270円  -1,000 円 (-19.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

株探ニュース

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東芝メモリー日米韓連合に売却、ベインが係争リスク吸収-関係者 – ブルームバーグ

東芝は半導体子会社「東芝メモリ」の売却先を、米投資会社ベインキャピタルが主導する日米韓連合とする方針を決めた。20日午前開催の取締役会で決議した。東芝も3500億円の出資を確保する計画だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  同連合の買収案では、アップルやデルなどの米IT企業や、韓国半導体大手のSKハイニックスなどが参加・資金を拠出する計画。関係者によると、アップルが10億ドル(約1100億円)の出資を含む70億ドルを拠出するなど、総額190億ドルの案を示していた。

  米原発事業の失敗で巨額損失に陥った東芝は、上場廃止基準である2年連続の債務超過を回避するため、来年3月末までに東芝メモリを2兆円程度で売却する方針を決定。買収当事者や利害関係者の多さなどから交渉に時間を要し、売却を決定した2月から約7カ月を経てようやく決着することになった。

  売却先の最終候補には、東芝の合弁相手である米ウエスタンデジタル(WD)と米ファンドKKRなどの陣営も残っていた。WD陣営はで第三者への売却は合弁契約に違反するとして国際仲裁裁判所に東芝メモリの売却差し止めを求めて提訴している。

  別の関係者によると、今回のスキームでベインは、東芝とWDとの法廷闘争が解決していなくても買収契約を締結することで合意した。この場合、現在の両社間の合弁事業はベインには移管されず、それに伴い買収金額も調整される。同合弁事業の価値は東芝メモリーの5%に満たないという。

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