【巨人】残り8戦「執念しかない」自力CS消滅…球団ワースト月間6度目完封負け – スポーツ報知

 巨人は、リーグ連覇を決めている広島に投打で圧倒された。先発のマイコラスが初回に暴投で先取点を献上。4、5回は、ともに3~5番に3連打を食らうなどし、今季最短の5回5失点で8敗目。対広島戦は今季5戦全敗だ。体調不良の長野を欠いた打線も散発3安打と元気がなく、9月に入って6度目の完封負け。月間6度の零敗は球団ワースト記録だ。巨人は自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が消滅した。

 最後はクリーンアップが、簡単に片づけられた。9イニング「0」を並べ、今月は6度目の完封負けだ。球団ワースト記録という汚名まで付いてきた。由伸監督は「今月に入って、こういうのが続いているんでね。まあ、選手もこちらも、いろいろ考えている部分はあるんだけど、なかなかねえ。結果として出なければ、何を言われても、どうしようもない」と力なく返した。

 先頭のランナーを生かせなかった。特に1点を追う2回。無死一、二塁で橋本到が強攻したが、一ゴロ併殺打に倒れた。送りバントも考えられた場面も強気に攻めて、失敗。「何かしら結果を残してほしいなというのがこちらとしてはあったけど、結果的にはああなったんで、打たせた僕が、こちらが悪いんだけどね」と指揮官は自身の采配を責めた。4回も、7回も、先頭が出てからのつなぎがなく、連打で点を重ねた広島打線とは対照的だった。

 長野不在…。これも多少なりとも響いた。相手先発の中村祐に対し、今季は6打数3安打1本塁打と、一番“カモ”にしていたのに、スタメンから外れた。室内でのティー打撃を終えた後、フリー打撃を行わず、試合直前のシートノックにも入らなかった。村田ヘッドは「体調が悪いからな」と説明。次戦については「明日決めるよ」と多くは語らなかった。万全なら先発が濃厚だっただけに、由伸監督にとっては頭の痛いところ。「7番・右翼」に入った橋本到は、3打数無安打2三振と負の連鎖が続いた。

 この試合を含めて、残りは9試合。チームは再度、CS進出を勝ち取るためにチーム一丸となり、広島に乗り込んできた。が、いきなりの長野の離脱…。DeNAとのし烈な争いに水を差す形となった。村田ヘッドは全体を見つめ「残り試合で3位になろうとしているところで、調子いい悪いとか言っている場合じゃない。勝つとか、執念しかないよ」と、首脳陣の気持ちを代弁した。

 再び、3位・DeNAとの差が0・5に開いた。自力でのCS進出も消滅。盤石なマイコラスも、対広島は今季5戦5敗に。指揮官は相性の悪さに「そもそもチームが広島に勝ててないというのがある。彼だけの相性の問題ではない」と援護のない打線に苦言を呈した。ただ、振り返っても仕方ない。切り替えるしか、手段はない。勝つしか、道は開けない。(水井 基博)

阪神・小野、問題なし強調「よかった部分を継続できるよう調整してきた」 – サンケイスポーツ

 23日のヤクルト戦に先発するルーキーの阪神・小野は22日、鳴尾浜でキャッチボールなどを行った。雨天中止の影響で前回9日のDeNA戦(甲子園)から中13日となるが「前回よかった部分を継続できるよう調整してきた」と問題なしを強調。神宮ではこれまで2度登板し、いずれも5回をもたず降板しているが「球数を少なく、四球を出さないことを課題にして、ゼロで抑えていきたい」と意気込んだ。

異常に過熱する巨人vs.DeNAのCS争い。カギ握る両チーム捕手5人の運命は? – ORICON NEWS

8月の阪神戦にて。試合の流れを変える同点2ランを放ち、ナインに迎えられる宇佐見。

プロ野球のペナントレースはパ・リーグがソフトバンクの2年ぶりの優勝、セ・リーグは広島の連覇で決着。シーズン終了まで残すところ約2週間の戦いの焦点は、クライマックスシリーズ(CS)への出場権をかけた熾烈な3位争いへと移っている。
パ・リーグは9月20日時点(以下数字は全て同)で3位の楽天がCSクリンチナンバーを3として圏内をほぼ確定。残るは2ゲーム差でファーストステージの主催権をかけた西武との2位争いということになる。
一方のセ・リーグはDeNAと巨人の両チームが残り10試合を切っても抜きつ抜かれつ、日替わりで順位が入れ替わるデッドヒートを展開。最後の最後までCS出場権をかけた戦いは予断を許さないようである。
そのサバイバル戦の1つのカギとなりそうなのが、巨人・高橋由伸監督とDeNAのアレックス・ラミレス監督の捕手の起用法になるだろう。

守備面に関しては高橋監督の信頼が厚い小林。

今季はチームワーストの13連敗から巻き返している巨人。この終盤のデッドヒートを制するための司令塔は、基本的には主戦の小林誠司捕手にかけることになる。
ワールド・ベースボール・クラシックでの活躍から、一転して13連敗の“戦犯”にも名指しされる浮き沈みの激しいシーズンを送った小林だが、守備面に関しては実は高橋監督の信頼は一貫して厚い。
エース・菅野智之投手との絆だけではなく、若手の田口麗斗投手やルーキー・畠世周投手との信頼関係も強い。
課題だったキャッチングも昨年に比べるとかなり進歩を見せて、マイルズ・マイコラス投手との関係も決して悪くない。
もちろん売り物の強肩は、盗塁を刺すという以外にも、投手にとっての目に見えない強力な援護にもなっている。

宇佐見は、巨人が最後の最後に切る切り札。

巨人が3位に食い込むための最大の武器は、この4本柱を軸にした強力先発陣である。
最も巨人らしい戦いとは、この投手陣を前面に押し立てて相手の攻撃を封じ、その間に重量打線が爆発するのを待つ。そういう野球のはずだ。
そのために小林の存在感はチームに欠かせぬもの、という評価なのである。
ただ、問題は残り試合が5試合を切ってDeNAに遅れをとったときではないだろうか。
小林の最大の問題が打撃であることは言うまでもない。7、8月には2割4分台の打率を残して、開幕から1割台に低迷していた今季通算打率もようやく2割台に乗せているが、それでも2割4厘である。
特に9月に入って巨人の得点力が下がり出しているのが気になるところだ。9月の6敗中5試合が完封負けで、全16試合中3得点以下の試合が10試合とチームの問題が得点力不足にあることは明白だからだ。
そこでベンチには打力で進境著しい宇佐見真吾捕手がいる。最後の最後で追いかける展開になったときには、守り勝つ本来の野球を捨ててでも、点を取りに行く野球をしなければならない局面が来るはずだ。
そのとき高橋監督は専守防衛の小林から、宇佐見の打力に勝負をかける決断をすることになるはずなのだ。
そういう意味では宇佐見は、巨人が最後の最後に切る切り札であり、逆にいえば宇佐見を先発で使わなくていい展開こそ、巨人が目指す戦い方のはずである。

「3人を状況や投手との相性によってうまく使い分ける」

一方のDeNAはラミレス監督の捕手の使い分けが勝負になる。
「三者三様のリードがあるから、それぞれの配球パターンがある。捕手はもちろん1人に固定するメリットもあるけど、私は3人を状況や投手との相性によってうまく使い分けた方がプラスになると思っている」
DeNAの戸柱恭孝、嶺井博希、高城俊人の3捕手にはそれぞれの持ち味がある。

今季、正捕手として起用されてきたのは戸柱だが……。

今季、基本的には正捕手として起用されてきたのは戸柱だった。
データなどの情報処理能力が高く、キャッチング、スローイングの安定性に加えて勝負強い打撃、と総合力の高さを買われての起用だった。
本来ならこの終盤のデッドヒートも戸柱を主戦に戦うのが、今季のDeNAの戦い方なのかもしれない。ただ、一時は6番を任されるなど好調だった打撃が、夏場から急降下。その打撃不振が少なからずリード面など守備にも影響を及ぼしているという指摘があるのが現実だ。
一方の嶺井は打力を買われて代打としても重宝され、今季も左投手相手の試合で先発に起用されるケースが多かった。
その一方でラミレス監督曰く「戸柱と高城は傾向が似ているが嶺井は全く違うパターンのリードをする」と局面を変えるリードをできる点も評価は高い。実際、今季は戸柱がマスクを被った時のエース井納翔一投手の防御率が3.97なのに対して、嶺井が先発した試合では3.18と1点近くアップ。顕著なのは左腕の今永昇太投手で戸柱と組んだ時には3.93なのに対して嶺井と組むと1.77と2点以上も防御率が上昇している。

ルーキー投手・濱口遥大との組み合わせで生きる高城。

3人目の高城は、今季はルーキーの濱口遥大投手と組むケースが多い。
これは3人の中でも高城はワンバウンドのブロッキング技術が最も優れている点を買われた結果だった。
濱口の武器は落差の大きいチェンジアップ。ワンバウンドするケースも多いが、それを高城のブロッキング技術でしっかり止めさせて、思い切って勝負球を投げられる環境を整えようという狙いなのだ。

3人の捕手をフルに使い切ることがDeNAのカギ。

おそらく現状では主戦は嶺井になる可能性が高いが、それでもこの三者三様の特長を持つ捕手たちを相手チームや先発投手との相性、またそれぞれのバッティングの状態を見極めながら、最善起用していくのだろう。
昨年のCSファーストステージでは「配球パターンを変えるため」にゲーム終盤で戸柱から嶺井にスイッチして延長の末に巨人を振り切った実績もある。
ということは、全く逆のケースもラミレス監督の頭にはあるということだ。
「場合によっては1試合で3人を併用することも考えている」と語るように、この3捕手を使い切ることが、DeNAのCSサバイバルへのカギなのである。
短期決戦は捕手の戦いと言われる。
もはや残り10試合を切ったセ・リーグのCS出場権争いは、まさにその短期決戦なのだ。
チームの要をどう使いこなしていくか。両監督の手腕で天国と地獄が決まる。

「真のAクラスであることを証明」/ラミレス監督 – 日刊スポーツ


DeNAアレックス・ラミレス監督(17年4月21日撮影)

DeNAアレックス・ラミレス監督(17年4月21日撮影)

 横浜スタジアムでの全体練習に、体調不良で20日の練習を休んだDeNA梶谷が合流した。アレックス・ラミレス監督のコメント。

 「全く問題ない」と23日の中日戦出場を明言し「ナゴヤドームからがヤマ場。勝ちきれば、我々が真のAクラスであることを証明できる」。

 バッテリーを集め「コミュニケーションを密に。防げるミスは防ごう」と引き締めた。




清宮プロ表明ならば史上初の全球団1位指名はあるのか? – THE PAGE

清宮がプロ表明なら史上初の12球団1位指名があるのか(写真・徳吉刑事)

早実の清宮幸太郎内野手が今日22日、午後12時40分より都内の早実で記者会見を開き、プロか、進学か、自らの進路について表明する。高校通算111号を誇るスーパースター候補は、プロ志望届を出す方向だと見られているが、もしそうなれば、10月26日のドラフト会議で何球団がドラフト1位で指名するのだろうか。史上初となる全12球団1位指名はあるのだろうか。
 
 ヤクルトのスカウト責任者として数々の修羅場を経験してきた片岡宏雄氏は、「今は裏金問題などを経てドラフトのルールがクリーンに整備され、どの球団も使うお金の上限が決まっているのだから、それこそ全球団が1位指名する可能性もあるだろう。観客動員は期待できるし、上手く育てれば一塁というポジションの性質上、10年以上、一塁の心配がなくなる。直前まで各球団の駆け引きがあるだろうが、実際は外れた場合のリスクを考える球団も出てくるので半分ほどになるとも思うが」と予想する。

 すでに事実上、清宮の1位指名方針を表明しているのが、セ・リーグから見るとヤクルト、中日、阪神の3球団。ヤクルトは、社長が「神宮が似合う」とコメント、中日はオーナーが「お客さんを持っている」と発言している。阪神も早い段階から、父親が関西出身で阪神ファンであるという情報をつかみ、「清宮1位」で固まっている。巨人、横浜DeNA、広島もスカウト会議では、1位指名候補にもちろん清宮の名前があり、巨人は、U-18のワールドカップが行われたカナダにまでスカウトを派遣した。“ポスト阿部慎之助”を考えると清宮は、ぜひとも欲しい大砲だろう。またマーケティングを駆使する横浜DeNAも清宮の持つポテンシャルには高い評価を与えている。筒香嘉智と清宮の和製クリーンナップを組めれば最高の“売り”になるし、現在、一塁はロペスで、あくまでも助っ人のポジションだけに編成面から考えても清宮に誰もだぶらない。

 ただ広島に関しては回避情報も流れている。確かに一塁は、ベテランの新井貴浩とエルドレッドで回しているポジションで、近い将来、清宮は欲しい戦力であることは間違いないが、元々、スター優先主義の球団ではなく、一塁は外国人で埋めることが可能。それ以上に深刻な補強ポイントに捕手があり、地元の広陵で甲子園で最多本塁打記録を更新した強肩の中村奨成捕手への評価も高く、即戦力投手の補強も急務だ。

セ・リーグ4球団「CS争奪」ベンチ裏バトル(3)阪神・金本監督の最大の悩みとは? – ニフティニュース

 一方、逆転リーグ優勝がきわめて厳しい2位の阪神は、激しい3位争いを繰り広げるDeNAと巨人のどちらかに飲み込まれてしまうことを恐れている。金本知憲監督(49)も「上を意識していて、下に食われたんじゃあシャレにもならんわな」と周囲に漏らしており、2位でのCS出場を“最低ライン”と位置づけている。

 とはいえ、チーム内には頭の痛い問題が頻発。最大の悩みが「ノーコン病」に苦しむ藤浪晋太郎(23)である。9月5日の広島戦で先発したものの、4回5失点。安定感に欠ける内容で、大物OBたちからも「とても戦力とは言えない」とダメ出しを連発されているありさまだ。

「金本監督も内心、我慢の限界に達している。ただし先発の枚数が足りない以上、精神的に心底弱りきっている藤浪に罵声を浴びせて追い込み、二度と使い物にならなくなるようなマネだけはしたくないんです。何せ藤浪は、チームスタッフに『野球やってておもしろくない』とつぶやいたり、2軍調整中に“イップス”になったりと情緒不安定なところがある。もともとは『アイツがこのチームを支えるようにならなきゃダメ』というのが金本監督の口癖ですから、藤浪をシーズン終盤とCSのキーパーソンとしたいようですが、藤浪へのこだわりが致命傷となりかねません」(球団関係者)

 金本監督には、みずからが掲げた「超変革」が思うようにはかどらないジレンマもある。昨季大ブレイクした高山俊(24)や原口文仁(25)ら、金本チルドレンたちが今季は不振で2軍調整を強いられ、伸び悩んでいるからだ。

「金本監督は高山や原口をシーズン終盤までに引き上げ、起用したいという思いをまだ捨てていない。そういえば先日、一部でオフの日本ハム・中田翔(28)のFA争奪戦から撤退したと報じられましたが、『超変革』と逆行する補強は金本監督の意思に反しますからね。しかも中田はポジションが高山の左翼、原口の一塁と両方でかぶってしまう」(球団幹部)

 CSをにらむシーズン終盤の戦いでは「超変革の顔」たちを再登用し、来季に向けた“中田不要”のチーム編成を構想したいところだろう。もちろん、都合よく結果が出ればの話だが‥‥。

 最後は首位を突っ走る広島だ。球団史上初となる2年連続のリーグVはもう目前。今季も圧倒的な強さとともに独走でゴールインしそうな気配だが、やはり“下克上”のあるCSは怖い。ファイナルステージでは1勝のアドバンテージがあり、本拠地のマツダスタジアムで戦う“地の利”を生かせる点も大きいが、現場の多くは、「あの球団がはい上がってきたらやっかいだ」と口をそろえて警戒する。

「8月22日から24日まで3夜連続でサヨナラ負けを喫し、セで唯一負け越している(9月8日現在、以下同)DeNAではなく、巨人ですよ。一部の報道では『CSにはジャイアンツが来てくれたほうがいい』という記事がありましたが、本音はそうじゃない。巨人が現在の4位からはい上がってきたら、きっと捨て身の覚悟で挑んでくるはず。レギュラーシーズンではウチがカモにしていたから、相手はその屈辱を晴らそうとダメ元で乗り込んでくる。“もう失うものは何もない”と一致団結した盟主・巨人ほど怖いものはない」(チーム関係者)

 右足首の剥離骨折で今季中の復帰が絶望となった鈴木誠也(23)の抜けた穴も不安要素だ。穴埋め役の出現が待たれるところだが、思うようにはいかない。前出のチーム関係者は言う。

「本来ならば、外野守備もできて長打力も兼ね備えるはずの堂林翔太(26)が誠也不在のピンチを救うべき存在なのですが、いかんせん開花しない(2割1分7厘、1本塁打、11打点)。堂林は、かつて松田元オーナー(66)が自身の携帯ストラップとして『堂林マスコット』を付けていたほどのお気に入り。そういうオーナーの気持ちを忖度して緒方孝市監督(48)も我慢して起用しているが、もうここまでダメだと堪忍袋の緒も近々切れるでしょう。消化試合とCSでの猛アピールでもなければ、今オフのトレード候補筆頭となりそうです」

 また、「結果が出ていることで緒方監督の権力が強くなりすぎている」との指摘も現場内部から聞こえてきた。

「これまで監督は投打において専任の各コーチに多くを任せていましたが、最近は相談せずに決めることもあるようです。不満を漏らすスタッフもいるようで‥‥」(球団関係者)

 レギュラーシーズン、そしてCSを終え、最後に日本シリーズの桧舞台に立つセ球団は、はたしてどこになるのだろうか──。

中日に連敗し4位転落…巨人CS進出は2位阪神の“思惑”次第 – ニフティニュース

 3位巨人は19日、5位中日に2―10と大敗。再び4位に転落した。残り10試合で何とか3位に滑り込み、クライマックスシリーズ(CS)出場を狙う巨人がさらなるピンチである。

「20日対戦する2位阪神に命運を握られているのも同然ですからね」とは、さる球界関係者。

 単独3位に浮上したDeNAは残り10試合中、阪神と5試合も残している。対する巨人は阪神と3試合。阪神は巨人に8勝12敗2分けとやられていて、DeNAには13勝7敗と大きく勝ち越している。得意、不得意がはっきり分かれる中、「CSファーストステージの相手を阪神の金本監督が決められる」というのだ。

「阪神は3位に5.5ゲーム差でほぼ2位を確定させている。2勝すればいいファーストステージは菅野、マイコラス、田口と絶対的な先発3本柱を持つ巨人が有利なのは間違いない。阪神にとって、相手が巨人かDeNAかでは大違い。金本監督はできることはやるはずです。巨人との残り3試合はガチンコ勝負で、できれば4位に沈めたい。そしてDeNAとの5試合はわざと負けることはないまでも、12勝5敗でエース格となっている秋山を回避させたり、若手中心のメンバーで臨む可能性が指摘されています」(前出の関係者)

 そんなことをされたらもちろん、巨人は困る。DeNAとの直接対決はすでに終了。自軍が勝つのは前提として、競り合うDeNAには負けてもらう必要がある。巨人は阪神に「DeNAを倒してくれ」と声援を送るだろうが、一方の阪神からすれば、DeNAとの残り試合をバカ正直に戦って巨人を利することだけは避けたいとの思惑もある。

「20日の巨人―阪神戦は菅野と秋山のエース対決。その後、24日から29日までのDeNAとの5試合は秋山を温存し、中9日、もしくは中10日で30日か10月1日の巨人戦に登板させるプラン。3位争いが最後までもつれた時、高橋由伸監督はこれを警戒している。メッセンジャーが故障離脱している今、秋山以外の投手でDeNAとの5試合を戦われたら阪神の全敗だってあり得る。阪神にはこの2人以外に規定投球回数に達している先発がいない。もちろん5.5ゲーム差だから、DeNAに抜かれないように“調整”はするだろうが、阪神に命運を握られる由伸監督は嫌な感じでしょう」(別の球界関係者)

 とはいえ、巨人は56年ぶりとなる同一チームに3試合連続完封負けという惨事を免れるのがやっと。5位中日に連敗しているようでは、阪神うんぬん以前の問題かもしれない。