企業で働く障害者49万人超で最多更新 全体の1・97%

 厚生労働省は12日、民間企業で働く障害者の人数は今年6月1日時点で、前年比4・5%増の49万5795人だったと発表した。働く人全体に占める割合を示す雇用率は1・97%で、ともに過去最多を更新した。障害者雇用促進法で定めた雇用率2・0%を達成した企業は19年ぶりに半数を超えた。企業の法定雇用率は来年4月から2・2%に引き上げられるため、厚労省は「今から計画的に採用しようと企業側が積極的になっているのに加え、ハローワークで仕事を探す障害者も増えている」と分析している。

 働く障害者のうち、身体障害者は前年比1・8%増の33万3454人、知的障害者は7・2%増の11万2293人、精神障害者は19・1%増の5万47人だった。産業別でみると、雇用率が高かったのは医療・福祉業(2・50%)、理美容などのサービス業(2・15%)。低かったのは教育・学習支援業(1・59%)、不動産業(1・64%)などだった。

賃金未払いのまま障害者112人解雇の法人が破産 手続き開始決定、広島

 障害者が働きながら技能を身に付ける就労継続支援A型事業所を運営していた広島県福山市の一般社団法人「しあわせの庭」が、経営破綻のため障害者112人を解雇した問題で、同法人が広島地裁福山支部から破産手続きの開始決定を受けたことが12日、広島県への取材で分かった。決定は8日付。同法人の代理人弁護士によると、負債総額は約2億8千万円。

 福山市などにある事業所で、障害者がパンの製造や包装作業に当たっていたが、経営が軌道に乗らなかった。11月に事業所を閉鎖し、賃金未払いのまま利用者を一斉に解雇した。

 県は8日、同法人へ支給予定だった10月と11月分の給付金計約1200万円を、利用者への賃金未払い分に充てる方針を示した。

18年度税制改正 賃上げ中小、最大25%法人減税

 ■来年度 人材投資の拡大など条件

 政府、与党は11日、2018年度税制改正の最終案を固めた。賃上げ企業は中小企業を特に手厚く支援し、2.5%以上の賃上げや人材投資の拡大などを条件に、増やした給与の最大25%を法人税額から差し引けるようにする。

 日本からの出国時に1人当たり1000円を徴収する新税は名称を「国際観光旅客税」とし、19年1月7日以後の出国に適用する。

 与党の税制調査会での了承を経て、14日に決定する。最終案には、年収850万円超の会社員を増税とする所得税改革や、地方消費税の都道府県への配分基準を見直して、地方に有利な人口基準を50%に高めることも明記した。

 積極的な賃上げや設備投資に動く企業への減税策は、集中投資期間と位置付ける3年間に限って重点支援する。大企業は3%以上の賃上げなどを条件とし、減税額は増やした賃金の最大20%とした。

超デキる人になるために「スケジュールをあける」 時間の空白で何がデキるのか

 スケジュール欄が常に埋まっているビジネスパーソンは有能である。そう考える人は多いかもしれません。ですが、「超整理」シリーズなどで知られる野口悠紀雄氏は、「スケジュールに白い部分がなければ、重要な仕事はできない」と言います。野口氏が「大きな成果をあげようとするときに求められるのは、空白の時間をつくる能動的なタイムマネジメントである」と提唱する理由とは--。

 手帳の空白を死守せよ!

 多くの人は、手帳に予定がぎっしり入っていないと、自分が社会から必要とされていないように思えて、不安になります。しかし、スケジューリングでは、「いかにして白くするか」を考えることが大切なのです。

 手帳に入る予定の多くは、会議や面談、打ち合わせなど、誰かに時間を合わせる受け身の予定ではないでしょうか。そうなると、予定が入れば入るほど、主体的に使える時間が減っていくわけです。つまり、時間泥棒に自分の時間を盗まれていることになります。

※画像はイメージです(Getty Images)

※画像はイメージです(Getty Images)

 スケジュールがぎっしり埋まっているビジネスパーソンは有能と思われがちですが、実際は逆です。ひたすら受け身の予定をこなして時間を費やしている人です。そうした人が、腰を据えて取り組まなければならない重要な仕事ができるでしょうか。重要な仕事を遂行するためには、主体的に使えるまとまった時間、つまり白いままのスケジュール欄を確保しなければならないのです。

野口さんの仕事の場合

困った部下をうまく動かす「5つの鉄則」 優秀なリーダーはこう対処する

 「困った部下」にどう対処すればいいか。組織・人事コンサルタントの麻野進氏は「リーダーの役割は、組織のミッションを果たすこと。それなのに、『部下を育てる』ことに頭が行きすぎている人が多い」と指摘する。リーダーは「困った部下」よりも「優秀な部下」に時間をかけるべきなのだ。それでは具体的にどうすべきか。優秀なリーダーたちが実践している「5つの鉄則」とは--。

 ※本稿は麻野進『最高のリーダーが実践している「任せる技術」』(ぱる出版)の第3章「『任せる技術』が身につく5つのステップ」を再編集したものです。

 【鉄則1】部下の育成より、任せた仕事の完遂を最優先に

 リーダーに求められているのは、「任された(期待された)成果を出すこと」である。そして、その目的である成果を出し続けるために、部下を育成するという手段を講じる。あくまで部下育成は成果をあげるための手段であって、目的ではない。

 冷静にその部下の能力・経験レベルを見極め、それに合った、あるいはそれよりも低いレベルの仕事を任せるのが原則となる。部下の成長を願い、成果が出るまで我慢して使い続けることができるのが理想だが、リーダーの心と予算に余裕がなければ、リーダー自身が疲弊してしまう。

 仕事の任せ方としては、チャレンジ要素を排除し、「確実に」できるレベルの仕事を与えることになる。それがたとえ、組織内における位置づけと比べて小さな仕事であったとしてもだ。

 そしてもうひとつ大事なのが、レベルに合った仕事を任せていることを、はっきりと本人に伝えることだ。もし困った部下が「主任」という立場だとすると、主任に求められる仕事や業務目標を与え、その働きぶりを評価する。これが一般的な人事評価制度だ。だが、明らかに主任としての役割を果たすことができないのであれば、できる(できそう)な仕事を与えなければ、組織全体の労働生産性が落ちてしまう。

 つまりリーダーには、余計な管理工数(頻繁な仕事のチェックや指導)がかかり、部下本人には余計な工数(できない業務に取り組むことによる無駄な努力)が発生するばかりか、リーダーが負わなければならない(失敗の)リスクが増大する。

本人の力量を超えた過剰期待をしていないか

「人工知能」が人間を超える日 2045年くらいに「シンギュラリティ」が訪れる

 2045年くらいに「シンギュラリティ」が訪れる

 進歩が目覚ましい人工知能。その能力が人間を超える「シンギュラリティ」(技術的特異点)が起こるのかどうか、起こるとしたらいつくらいなのか、という議論がある。米国の発明家レイ・カーツワイルは、2045年くらいに「シンギュラリティ」が訪れるのではないかと予想している。それに対して、もっと早いのではないか、いやそんなことは起こらないなど、さまざまな議論がある。

 私は最近、シンギュラリティはもう起こっているのではないか、と考えている。人工知能、より一般的に情報処理システムは、すでに人間の能力を超えてしまっているのではないかと思うのである。

 もともと、人間の脳の情報処理の能力は限られている。アメリカの心理学者、ミハイ・チクセントミハイによれば、1秒間にせいぜい100ビット程度の情報しか、人間の意識は処理できない。

 さまざまな認知科学、脳科学の実験でも、人間が1度に処理できる情報はきわめて限られているということが、一貫して示されている。逆に言えば、そのように「容量」が限られている中で、人間の脳は生き延びてきたのである。

 論理的にものを考えたり、言葉で何かを表現したり、あるいはひらめき、創造力などの能力を発揮するのは、人間の脳のユニークなポイントだが、人工知能は、このような人間の力とはそもそも発展の前提条件が異なる。

 将棋や囲碁において、人工知能が人間のチャンピオンをはるかに凌駕するに至ったのは、確かに画期的なことである。一方、1対1で対局するのは、人間の脳の条件にわざわざ人工知能が合わせてくれているという感も否めない。

人工知能を人間と比べる時代は終わり

故郷の料理振る舞う居酒屋をオープン 脱サラした青森出身の女将 ブログで集客

 脱サラをしてお店を開く。サラリーマンやOLの方なら心の片隅にそんな夢を持っている方も多いのではないか? 毎日、通勤電車に乗って、何気ない気持ちで会社に行くよりは自分の店を持ちたい。自分の城を持ちたい! けど、今は資金もないし、まだ怖い。退職金でももらったら趣味を生かして店を開こう。そこまで待てますか?

 「店を開きたい」と思った時に着手するのが一番かもしれない。

▽食品会社からの転身…故郷を食で盛り上げたい

 今回は、食品会社で商品企画の仕事をしていた1人のOLさんが、自分の故郷の料理を振る舞う居酒屋を開いて繁盛させるまでを追ってみた。

 2011年、当時39才で東京都新宿区荒木町に「青森PR居酒屋りんごの花」をオープンさせた茂木真奈美さん(45)。茂木さんは懐かしそうに当時のことを語ってくれた。「会社員時代は、仕事上、全国で多くのメーカーの方と会い、その土地の名産品を食べに連れて行っていただきました。ただ、その度になぜか自分の故郷の食べ物が懐かしくなってしまって…。と同時に、当時は漠然と『私の人生はこのままでいいのか?』と思っている時期でもありました」

 「そんな時に、『女性のための起業塾』のようなところに一度参加してみたんです。そこで私のキーワードは『食と青森』だな、と漠然とですが考えるようになりました。そこから『青森を食で盛り上げる』というテーマのブログも初めたんです」(茂木さん)

 その頃はまだ茂木さんは居酒屋をやろうとは決めていなかったという。ブログで「食と青森」を中心に自身の情報を発信していくうちに、いつのまにか居酒屋をやることに決まっていった。きっかけはすべて茂木さんのブログからだった。この時代ならではの進め方だ。

同僚と一緒に脱サラ