野村沙知代さん急死 ノムさん「最後の言葉もない」 – 中日スポーツ

2010年11月、「いい夫婦の日」パートナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した野村克也・沙知代夫妻

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 プロ野球ヤクルト、阪神、楽天などで監督を務めた野村克也さん(82)の妻で、バラエティー番組でも活躍した野村沙知代(のむら・さちよ)さんが8日午後4時9分、東京都内の病院で死去した。85歳。福島県出身。同日、ヤクルト球団が発表した。葬儀・告別式は未定。
 野村さんは、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いを武器に1990年ごろからタレント活動を開始。96年にはフジテレビ系「笑っていいとも!」にレギュラー出演し、共演したSMAP中居正広が「サッチー」のニックネームを定着させた。また、同年の衆院選に新進党公認候補として東京5区・比例東京ブロックから重複立候補したが、落選した。
 世間が大注目したのは、浅香光代(89)との「ミッチー・サッチー騒動」だ。もともと仲良しだった2人だが、98年に舞台「ミッチーとサッチーのウルトラ熟女対決」で共演した際、けいこをさぼった野村さんにただでさえ不満を抱いている中で「あいさつがなっていない」などと言われ、確執が生まれた。
 このことについて、浅香が「一体何様のつもりだってぇの!?」などと不満を爆発させると、野村さんも会見で「どうせ売名行為でしょ!?」などと応戦。熟女同士のいがみ合いは連日ワイドショーをにぎわせた。
 また、浅香は野村さんが衆院選に立候補したときに米国のコロンビア大学に留学したという虚偽の経歴を公表したとして東京地検に告発。結果的に嫌疑不十分となったが、元フィギュアスケート選手の渡部絵美さん(58)や女優の十勝花子さん(故人)らも“被害者の会”とばかりに野村さんの暴言を断罪する事態に発展。ミッチー派、サッチー派の芸能人が舌戦を繰り広げた。
 タレントの神田うの(42)は、当時野村さんの夫・克也さんが監督を務めるヤクルトの石井一久投手と交際していたが、反対する野村さんと米ハワイで遭遇した際に口論となり、ビンタを食らった過去がある。
 数々の豪快なエピソードを持つ野村さんだが、01年12月、所得を隠して法人税と所得税2億1300万円を脱税したとして、法人税法違反(脱税)などの疑いで東京地検特捜部に逮捕され、懲役2年、執行猶予4年、罰金2100万円の有罪判決が出てからは、目立った芸能活動をしていなかった。

◆息子克則「偉大な母」

<息子のヤクルト・野村克則コーチ> 「突然のことで受け入れられず、今は悲しい気持ちですが、ここまで育ててくれた母に感謝しかありません。偉大な母でした」
<巨人・井端弘和内野守備走塁コーチ> (沙知代さんに堀越高への入学を勧められた)「中学、高校の時にお世話になりました。野球以外の生活にも厳しい方でした」
<神田うのがビンタされた現場に居合わせた歌手の美川憲一> 「いろいろありましたが、いい人でした。いつだったか? 食事をした際にお見かけし、いい夫婦でした」

◆野村克也さん自宅で対応「まさかあの世に…人生ってあっけない」

 野村沙知代さんの夫・克也さんは、8日夜、東京都世田谷区の自宅前で報道陣に対応。異変を察知したのはこの日昼ごろで「俺が昼ごろ起きてきたら、様子がおかしかった。お手伝いさんに朝昼兼用のご飯を出してもらっていたのに、一口食べただけで、後は手をつけられなかったみたい。これはお医者さんに診てもらうしかないと思い、救急車を呼んだ」という。
 沙知代さんは病院に搬送されたものの、帰らぬ人となったのだが「最後の言葉も何もなかった。救急車を呼ぶ時、『大丈夫か』と聞いても返事がなかった。昨日まで元気だったし、ホント突然で。一緒になって40年以上になりますが、病気もしたことなかったし。何が原因なのか、分からない」と首をかしげた克也さん。病院では克也さんと、沙知代さんと前夫の間に生まれた団野村さん、ケニー野村さんとで看取った。克也さんとの息子、ヤクルトの克則コーチは大阪の仕事に向かう途中に一報を聞いて引き返したが、間に合わなかったという。
 夫婦は、沙知代さんの強烈な鬼嫁ぶりも話題になってきた。あらためてどんな奥さんだったかと聞かれると「2人とも二度目の結婚で、お互いに経験豊富で、よく理解して、何の苦労もなかった。典型的なかかあ天下で、奥さんがリードしていく家庭でした」と話す一方「克則ができるとは思わなかったが、克則ができて、(夫婦に)太い絆ができて、ここまでこれた」とも語った。
 自宅前に20人を超える報道陣が集結しており「すごいね。俺のときはこの倍くらいかな。その時はここで克則を囲んでやって」と、寂しさを紛らわせたのか冗談を言う一方「まさかあの世に行くとは思わなかった。ホント、人生ってあっけない」。ポツリと言った。

◆浅香「いずれ天国で『ごめんね』と」

 野村さんの訃報を受け、浅香がこの日、テレビ朝日の電話取材に応じた。舞台で共演していた当時を振り返りながら「楽しく過ごしたころのことしか思わないようにしています。ごたごたしてからも途中で会ったら、向こう(野村さん)がニコッと笑って手を振る感じ。だから、みんなから『会いたかったんじゃないの?』って言われた。」と、騒動が落ち着いた後は確執がなくなっていたことを明かした。
 その上で「『会いたい、食事でもしましょ』と言われれば『喜んで会います』と私は言っていたと思う」とも。結局実現しなかったが「私もいずれ向こう(天国)で会うから、『ごめんね』と、そういって(あいさつを)交わしたいなという気持ちです」としみじみと語った。

◆悼む 「怖さ」そして「優しさ」

 人生であれほどの恐怖をおぼえたことはない。
 「アンタね。うぬぼれなさんな! 私がアンタなんかに涙を見せるわけないでしょ!」
 携帯電話の向こうで激怒していたのは、サッチー。2002年春の話。夫のノムさんは、前年末に3年連続最下位とサッチー問題のあおりで阪神監督引責辞任。私は隠居生活のノムさんを東京都内の自宅に訪れた。
 傷心のノムさんは憔悴(しょうすい)していた。玄関先で見送ったサッチーは私に「また、遊びに来てね。主人を元気づけてやって。もう一回野球をやってほしいの。あの人には野球しかない。イキイキしててほしいのよ」と語りかけた。
 サッチーの目に涙が浮かんでいるように見えた。その時のことをのちに縁あって執筆した著作に「サッチーの目に涙」と書いたのだが、その一文がサッチーの逆鱗(げきりん)に触れた。数年後、再会した時は、その時のことをケロリと忘れて普通に接してくれたが…。沙知代さん、私は、あなたの弱さとか強さではなく、優しさを伝えたかっただけなんですよ! 合掌。 (竹下陽二)

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高額所得者って誰なのか – BLOGOS

年金、介護や医療、教育、日本は墓場から出発して、ゆりかごまでの完全福祉国家を目指しているそうな。問題はこの福祉政策の資金源である。多くは税に依存せざるをえない。そこで高額所得者に目が行く。問題は、誰が高額所得者かである。

報道によると、年収800万円超の個人を高額所得者として所得増税の対象にするとか。年収800万円超が(一説には850万円超が)高額所得者なのかどうかの疑問はともかくとして、この手の議論でいつも思うのはサラリーマンの不幸である。

今日の日経に先を越されたが、所得を捕捉するための仕組みをザルのまま放置しておいて、捕捉した所得金額でもって税金の徴収や年金の支給などに差を設けようというのは、政府の怠慢であり、弱い者いじめとしか思えない。

サラリーマンだけを職業とした家庭に育ち、そのままサラリーマンになると疎くなるのが日本の徴税システムである。そもそもサラリーマンは確定申告と縁遠い。せいぜい医療費控除くらいか。だから、疎くなる。

「確定申告をしなくていいから、サラリーマンは税的に簡単、便利がいい」なんて思うのは、流行の言葉を使って表現すると、税リテラシーの欠如そのものである。むしろ、確定申告する権利を奪われていると認識すべきである。

(僕の実家がそうだったように)事業を営んでいると、何を経費として損金に算入するのかが大きな問題となる。乗用車を購入し、それを得意先訪問するのに(つまり営業に)使ったとして、その購入費を税務上の損金として扱えるのかどうかである。実際、実家はそのことで税務署と議論をしていた。税務署の主張は、私用にも使っているから経費として扱えないと。

もっと言えば、たとえば京都の老舗などで支払いをすると、多分に、こちらから言わないかぎりレシートや領収書をくれない。収入として税務署に申告しないのだろうと思ったりする。そうだとすれば、乗用車の購入代金が経費かどうかの議論以前の話となる。材料費や人件費は確実に申告するだろうから、要するに店にとって税的に「丸儲け」になる。消費税を上乗せしていれば、丸儲け以上だろう。

このように所得捕捉の仕組みをはじめとする徴税システムをザルのまま放置しておいて増税の議論をするのは、政府の怠慢である。同時に、多くのマスコミが無責任だからでもある。マスコミとして、徹底的に政府の怠慢を追求すべきだろう。

個人番号制度が導入されたことだし、企業にも番号を付け、個人営業者や企業の番号が書き込まれた公的領収書を必ず渡すようにすること、これがまず必須である。

プライバシー上問題だとの反論が常にあるが、せいぜい財産が政府に知られるだけではないか。知られて困るのは、それこそ本当の高額財産や所得を隠している者だけである。高々801万円の年収の者を含め、ほとんどの一般国民には無縁である。そんなこともマスコミには理解できないのかと思ってしまう。

名古屋の医院長が所得隠し1億円 国税局指摘 :日本経済新聞 – 日本経済新聞

 形成外科や泌尿器科などの医院「名古屋メイルクリニック」(名古屋市中村区)を経営する男性院長(61)が名古屋国税局の税務調査を受け、2015年までの5年間で約1億円の所得隠しを指摘されていたことが8日、分かった。重加算税を含む追徴税額は約5千万円とみられる。

 院長や関係者によると、同クリニックは男性器の手術など、自由診療を中心に手掛けている。手術代の一部を抜いた帳簿を作って報酬を隠し、所得を少なく見せかけていたとみられる。

 院長は取材に「経理は事務方に任せていた。(所得は)研究に使っていた。指摘を受け修正申告し、全額を納めた」と話している。

名古屋の医院長、所得隠し1億円 国税指摘:朝日新聞デジタル – 朝日新聞

 名古屋市中村区の形成外科・泌尿器科などの医院「名古屋メイルクリニック」を経営する男性院長(61)が名古屋国税局の税務調査を受け、2015年までの5年間で約1億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。重加算税を含む追徴税額は約5千万円で、院長はすでに修正申告して全額を納めたという。複数の関係者への取材でわかった。

 院長らによると、クリニックは男性器の皮膚切除手術など、保険が使えない自由診療を中心に手がけている。手術代の一部を抜いた帳簿を作って報酬を隠し、所得を少なく見せかけていたとみられる。院長は取材に「事務方任せにしていた。書類の一部に不備があった」「申告漏れによる所得はほとんど研究などに使った」と話した。年間の売上高は約1億5千万円という。院長は2001~03年分の確定申告で、所得税が1千万円を超えた高額納税者として当時、税務署で公示されていた。

 自由診療は、健康保険組合などに請求するための「診療報酬明細書」(レセプト)を作成しないため、ある医療関係者は「診療代金を隠しやすい」と話す。

名古屋の医院長、所得隠し1億円 国税指摘 – 朝日新聞

 名古屋市中村区の形成外科・泌尿器科などの医院「名古屋メイルクリニック」を経営する男性院長(61)が名古屋国税局の税務調査を受け、2015年までの5年間で約1億円の所得隠しを指摘されていたことが分かった。重加算税を含む追徴税額は約5千万円で、院長はすでに修正申告して全額を納めたという。複数の関係者への取材でわかった。

 院長らによると、クリニックは男性器の皮膚切除手術など、保険が使えない自由診療を中心に手がけている。手術代の一部を抜いた帳簿を作って報酬を隠し、所得を少なく見せかけていたとみられる。院長は取材に「事務方任せにしていた。書類の一部に不備があった」「申告漏れによる所得はほとんど研究などに使った」と話した。年間の売上高は約1億5千万円という。院長は2001~03年分の確定申告で、所得税が1千万円を超えた高額納税者として当時、税務署で公示されていた。

 自由診療は、健康保険組合などに請求するための「診療報酬明細書」(レセプト)を作成しないため、ある医療関係者は「診療代金を隠しやすい」と話す。

租税回避地利用の税逃れ、国税庁が37人調査 – NNA ASIA・韓国・経済 … – NNA.ASIA

韓国国税庁が6日、タックスヘイブン(租税回避地)や海外の現地法人を利用して所得や財産を隠し、課税を逃れた疑いがある37人の税務調査に着手したことを明らかにした。
同庁はタックスヘイブンに設立されたペーパーカンパニーや外国為替の取引情報、海外法人との投資・取引状況…

「ゲイは障害者だ」と訴える44歳男性の貧困 | ボクらは「貧困強制社会」を … – 東洋経済オンライン

「両想いになれる可能性はゼロに近い」

ユウマさんはゲイであることを隠し続けて生きている(編集部撮影)

現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。

「好きになった人から、好きになってもらえない」

物心ついた頃にはゲイだという自覚があった。長じてからはこう思った。

「なんで僕だけがこんな貧乏くじを引かされなきゃ、いけないのか。こんなの障害でしかない。男子と女子だけの世の中で、僕だけが宇宙人だ」

ユウマさん(44歳、仮名)は周囲に自身がゲイであることを打ち明けていない。マイノリティであることの苦しさを「好きになった人から、好きになってもらえない。両想いになれる可能性はゼロに近いんです。結婚して、子どもを持って、という普通の未来が描けない。学生時代、誰かを好きになっても、そのたびに心を抹殺してきました。あきらめて、あきらめて――。それって地獄ですよ。僕が生きてきたのは、すべてのモノに彩りがないグレーの世界でした」と語る。

東京都内の裕福な家庭で育った。大学を卒業したものの、これまで20回近い転職を繰り返してきたという。アパレル、IT関連、精密機器メーカーなど――。TOEIC600点以上の英語力を生かし、時には海外向けの業務などでキャリアを積んだが、雇用形態はほとんどがアルバイトや契約、派遣社員だった。転職の理由は、より時給が高い仕事が見つかった、契約期間の満了、賃金未払いに遭ったなどさまざまである。

一方で、ユウマさんはどこの職場でも、同僚や上司になじむことができなかったと打ち明ける。一度だけ、ある会社で、オフィス内の独身者はユウマさんだけだと知っている上司から皆に聞こえるように「いつまでも独身のヤツは何かしら変態的な性癖を持ってるに決まってるんだ」と言われたことがある。しかし、それ以外の職場で、あからさまな暴言、暴力を受けたわけではない。